- AI検索Perplexityが最大10億ドル(約1,500億円)の資金調達に向けた協議を開始
- 企業評価額は180億ドル(約2.7兆円)に達する見込み
- 年間経常収益は1億ドル(約150億円)に到達
- AI検索市場の競争激化を背景に新たな事業領域へ拡大を図る
Perplexityの急成長する評価額
AI検索スタートアップPerplexityが、企業評価額180億ドル(約2.7兆円)での最大10億ドル(約1,500億円)の新規資金調達に向けて初期段階の協議を行っていると報じられた。
Bloombergが関係者の話として木曜日に報じたところによると、Perplexityの年間経常収益は現在1億ドル(約150億円)に達しているという。
Perplexityの評価額は近年急上昇している。今回の資金調達ラウンドが実現すれば、2024年12月時点の評価額90億ドル(約1.35兆円)から倍増することになる。さらにさかのぼると、2024年4月時点での評価額はわずか10億ドル(約1,500億円)だった。
AI検索市場の競争激化
新たな資金調達の噂は、AI検索市場の競争が激化する中で浮上している。
木曜日には、AnthropicがAIチャットボット「Claude」にウェブ検索機能を追加した。また3月初めには、GoogleがチャットベースのAI検索エンジン「AI Mode」の初期バージョンを限られたテスターグループ向けに公開した。
Perplexityの事業拡大戦略
おそらく主要市場がますます混雑してきているため、Perplexityは新たな分野への拡大を試みている。同社は最近、「Comet」と呼ばれる「エージェント型」ブラウザの立ち上げを予告し、また企業向けサービスを強化している。最近では、企業が社内文書から情報を取得するのを支援するAI検索エンジンを発表した。
引用元:TechCrunch
Perplexity is reportedly in talks to raise up to $1B at an $18B valuation