Microsoft、データセンター計画を縮小との報道

Microsoft

  • Microsoftが世界各地でのデータセンタープロジェクトを縮小していることがBloombergの報道で明らかに
  • 英国、オーストラリア、ノースダコタ州、ウィスコンシン州、イリノイ州での開発が中止または遅延
  • 同社は2025年に800億ドル(約12兆円)以上の資本支出を計画していたが、既存施設強化へとシフト

Microsoftがクラウドインフラ拡大計画を見直し

Bloombergの報道によると、Microsoftが世界各地でのデータセンタープロジェクトを縮小しており、同社がクラウドコンピューティングインフラを急速に拡大することに慎重になっていることを示唆している。Bloombergによれば、Microsoftは英国、オーストラリア、ノースダコタ州、ウィスコンシン州、イリノイ州でのデータセンターの開発サイトについての協議を中止または遅延させた。

同社の広報担当者は同メディアに対し、Microsoftは数年先を見越して計画を立てており、これらの変更は「戦略の柔軟性」を示すものだと述べた。今年2月の時点で、Microsoftは2025年に800億ドル(約12兆円)以上の現金を主にAIデータセンターへの資本支出に割り当てるという以前の計画を再確認していた。

需要予測の変化か、一時的な建設課題か

Bloombergの記事が指摘するように、同社の最近の縮小がどの程度需要減少の予測を反映しているのか、あるいは電力や建築資材の不足などの一時的な建設上の課題を反映しているのかを知ることは難しい。Microsoftは以前、2025年のデータセンター拡張の焦点を新規建設から、既存施設にサーバーやその他のコンピューティング機器を設置することにシフトすると述べていた。

引用元:Bloomberg
Microsoft reportedly pulls back on its data center plans

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