- MicrosoftのCopilot関連キーノートで抗議者が同社のイスラエル軍との関係を非難
- 「AIを善のために使うと主張しながら、イスラエル軍にAI兵器を販売している」と抗議
- 同社CEOのサティア・ナデラを含む後のパネルディスカッションでも2人目の抗議者が登場
MicrosoftのCopilotキーノートで発生した抗議
金曜日午後、MicrosoftのCopilotに焦点を当てたキーノートスピーチで、抗議者が同社とイスラエル軍との関係を非難する妨害行為を行った。
「恥を知れ」と抗議者は言った。「AIを善のために使うと主張しながら、Microsoftはイスラエル軍にAI兵器を販売している…Microsoft全体に血の責任がある」
抗議によって講演を中断されたMicrosoft消費者AI部門責任者のMustafa Suleyman(ムスタファ・スレイマン)氏は、数回にわたり「あなたの抗議は聞いています、ありがとう」と応じた。
MicrosoftとOpenAIのイスラエル軍への関与報道
2月、Associated Press(AP通信)は、MicrosoftとMicrosoftの密接な協力者であるOpenAIの高度なAIモデルが、最近のガザとレバノンでの紛争におけるイスラエル軍の爆撃目標選定プログラムの一部として使用されていたと報じた。伝えられるところによれば、一回の誤爆によって数人の少女とその祖母が死亡したという。
Microsoftの関与疑惑に対しては、同社の従業員を含む複数の抗議活動が行われてきた。
キーノート後半でも別の抗議者が登場
キーノートの後半、CEOのSatya Nadella(サティア・ナデラ)氏と元CEOのSteve Ballmer(スティーブ・バルマー)氏およびBill Gates(ビル・ゲイツ)氏を交えたパネルディスカッション中に、2人目の抗議者が現れた。両方の抗議はMicrosoftの一部従業員による長期的な運動「No Azure for Apartheid(アパルトヘイトのためのAzureはいらない)」によって調整されたものだという。
引用元:TechCrunch
Protester interrupts Microsoft Copilot keynote, says company has ‘blood on its hands’