- MetaがOakleyとの新型スマートグラスを正式発表、Meta Ray-Banの2倍のバッテリー寿命
- 3K動画撮影機能とOakley HSTN(ハウストン)デザインを採用
- 限定版ゴールドアクセント付きモデルが499ドル(約72,500円)、通常版は399ドル(約58,000円)から
- 米国・カナダ・欧州・豪州で7月11日予約開始、メキシコ・インド・UAEでは年内発売予定
Oakley Meta HSTNの主要機能とスペック
数か月間の噂を経て、MetaはOakleyとの次世代スマートグラスを正式発表した。このスマートグラスはMeta Ray-Banの2倍のバッテリー寿命を持ち、3K動画撮影が可能だ。モデルはOakleyのHSTN(「ハウストン」と発音)デザインをベースとし、Metaの「アスリートとファンの両方に向けた初の製品」と説明されている。
ゴールドカラーアクセント付きの限定版Oakley Meta HSTNモデルは499ドル(約72,500円)で、7月11日に予約受付を開始する。その他のコレクションは399ドル(約58,000円)からスタートし、今夏後半に発売予定だとMetaは発表している。
技術仕様とMeta AI統合機能
グラスには前面カメラ、オープンイヤースピーカー、マイクロフォンが搭載されている。ユーザーはグラスを使用して音楽を聴いたり、写真を撮影したり、通話の発信・受信ができる。
グラスにはMeta AIも搭載されており、「Hey Meta、今日の風の強さは?」や「Hey Meta、動画を撮って」などの質問を外出先で行える。さらに、見ているものについてMeta AIに質問したり、言語翻訳を依頼することも可能だ。
バッテリー性能と充電機能
Oakley Meta HSTNグラスは通常使用で最大8時間、スタンバイ時で最大19時間持続する。20分で50%まで充電することも可能だ。さらに、グラスには外出先で最大48時間の充電が可能な充電ケースが付属している。
6種類のフレーム・レンズカラー組み合わせ
グラスは6つのフレームとレンズカラーの組み合わせで提供される:ルビーレンズ付きウォームグレー、ポーラーブラックレンズ付きブラック、ポーラーディープウォーターレンズ付きブラウンスモーク、アメジストレンズ付きブラック、グレーレンズ付きクリア、クリアレンズ付きブラック。これらはすべて追加費用で処方箋対応が可能だ。
一部のペアにはOakley Prizmレンズ技術が搭載されており、さまざまな照明や天候条件での視認性を向上させ、より多くを見てピークパフォーマンスを発揮できるとMetaは説明している。
EssilorLuxotticaとの長期パートナーシップ
Oakley Meta HSTNは米国、カナダ、英国、アイルランド、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ベルギー、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークで発売される。Metaは年内にメキシコ、インド、アラブ首長国連邦での発売も計画している。
Metaによると、新しいグラスはOakley、Ray-Ban、その他のアイウェアブランドの親会社であるEssilorLuxotticaとの複数年パートナーシップの最新章だという。EssilorLuxotticaの2024年度決算によると、Meta Ray-Banはこれまでに200万組以上を販売している。
引用元:TechCrunch
Meta unveils its Oakley smart glasses