- Metaが多様な人材採用、トレーニング、多様性に配慮したサプライヤーからの調達など、主要なDEI(多様性・公平性・包括性)プログラムを即時廃止
- DEI部門そのものも廃止されることが内部メモで明らかに
- 米国における「法的・政策的環境の変化」を理由として挙げる
- MicrosoftやZoomも同様の動きを見せており、テック業界全体でのDEI後退傾向が強まる
主要DEIプログラムの即時廃止
Axiosの報道によると、Metaは多様な人材採用、トレーニング、多様性のある企業からの物資調達に焦点を当てたものを含む、最大規模のDEI(多様性・公平性・包括性)プログラムを即時廃止している。DEI部門そのものも廃止されることになる。同メディアにリークされた内部メモでは、Metaはこれらの変更を行う理由として「米国における多様性、公平性、および包括性への取り組みを取り巻く法的および政策的環境が変化している」ためだと述べている。
テック業界全体の動向
Metaはこの動きで孤立しているわけではない。MicrosoftとZoomもDEIへの取り組みを縮小している。黒人やラテン系コミュニティを対象としたプログラムに対して訴訟が提起されている。Metaはまた今週、Facebook、Instagram、Threadsでの発言のファクトチェックへの取り組みを抑制することも発表した。
ユーザーの反応
ユーザーはこれらの変更に満足していないようだ。Mark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏が発表を行って以来、Metaアカウントの削除に関するGoogleでの検索が急増している。
引用元:TechCrunch
Meta eliminates DEI programs