要点まとめ
- GoogleがWorkspaceの全AIツールを標準プランに統合し、月額2ドルの値上げを実施。
- 従来は月額20ドルの追加料金が必要だったGemini for Workspaceの機能が標準プランに含まれる。
- 新価格は新規顧客には即時適用、既存顧客は2025年3月17日から適用開始。
- 小規模事業者向けプランは当面、価格改定の対象外。
料金体系の変更
GoogleはWorkspace Business Standardプランの料金を月額ユーザーあたり12ドルから14ドルに改定。これにより、Gmail、Docs、Sheets、Meetの全AI機能が追加料金なしで利用可能となる。従来は全AI機能の利用に、標準プランに加えてGemini for Workplaceプランの月額20ドルが必要だった。
既存ユーザーへの対応
既存のGemini for Workspaceアドオンの利用者は、1月31日以降、追加料金の請求が停止される一方で、全機能の利用を継続できる。新料金体系は新規顧客には即時適用されるが、既存顧客への適用は2025年3月17日からとなる。なお、小規模事業者向けプランは当面、価格改定の対象外となっている。
競争戦略としての統合
今回の更新は、MicrosoftなどAI機能を標準サービスに統合する競合他社への対抗措置としての側面を持つ。Microsoftは2024年11月、Microsoft 365の標準サブスクリプションにCopilot Pro AI機能を統合している。
引用元:TechCrunch
Google raises the price of Workspace plans, making its AI features included for free