GoogleフォトのAI写真編集機能がAndroidに対応 – 音声・テキストで自然言語編集が可能に

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  • GoogleがGoogleフォトのAI写真編集機能をAndroidユーザーに提供開始、音声・テキストで自然言語での編集指示が可能
  • Gemini搭載の「Help me edit」機能により専門知識なしで高度な写真編集を実現
  • 8月にPixel 10で先行導入された機能が全Androidユーザーに拡大展開
  • AI生成画像識別のC2PA Content Credentials機能も同時にAndroidに対応

GoogleがAndroid向けAI写真編集機能を正式発表

Googleは9月23日(火)、AndroidユーザーがAIを使用して写真を編集できるようになったと発表した。Googleフォトでは、ユーザーが音声またはテキストのいずれかで自然言語を使ってAIに話しかけ、写真をどのように編集したいかを説明できるとGoogleは説明している。

この機能は、どの編集ツールを使用すべきか、またはアプリのどこでそれらを見つけることができるかを理解することなく、写真の編集を容易にすることを目的として設計されている。

Pixel 10で先行導入、8月から米国で展開開始

Gemini搭載のこの機能は、8月に導入された新しく発売されたPixel 10デバイスを持つ米国のユーザーに最初に提供されていた。

使用を開始するには、エディターで「Help me edit」をタップし、写真をどのように変更したいかを説明する。改善点がわからない場合は、提供されているGeminiの提案の1つを使用するか、単にAIに「より良くして」と伝えることもできる。

「Help me edit」機能で照明調整から背景除去まで対応

この機能は、照明の調整や画像からの気が散る要素の除去など、通常のタイプの編集をサポートしており、背景のオブジェクトの削除や古い画像の復元など、より高度な編集も可能である。さらに、創造性のために幻想的なAI要素を追加して写真を変更することもできる。

編集を続ける際、Geminiは作業をさらに微調整するためのフォローアップリクエストをサポートする。

現在は18歳以上の米国ユーザーが対象、英語のみ対応

AI編集機能は現在、米国の18歳以上のユーザーが英語で利用可能である。

C2PA Content Credentials機能も同時展開

このAI機能は、GoogleフォトでのC2PA Content Credentialsサポートと併せて発表された。これは画像がAIで作成されたかどうかを識別する機能である。この機能も最初はPixelデバイスで開始されたが、現在はAndroidユーザーにも提供されるとGoogleはTechCrunchに確認した。

引用元: TechCrunch Google Photos users on Android can now edit their photos by talking to or texting the AI
https://techcrunch.com/2025/09/23/google-photos-users-on-android-can-now-edit-their-photos-by-talking-to-or-texting-the-ai/

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