- GoogleがChromebook Plusシリーズに画面選択検索、テキスト解説、NotebookLMなど多数のAI機能を追加
- 新機能には「Circle to search」類似の画面選択ツールと「Simplify」テキスト要約機能が含まれる
- 新規Chromebook Plus購入者に年間240ドル(約33,600円)相当のGoogle AI Proプランを1年間無料提供
- Lenovo Chromebook Plus 14向けに専用AI機能を搭載、価格は649ドル(約90,860円)から
Google Lens類似の画面選択検索ツールを導入
Googleは、生産性重視のChromebook Plusシリーズデバイスに多数のAI機能を追加している。これには検索とテキストキャプチャ用の画面選択ツール、複雑なテキストを説明するツール、そしてNotebookLMが含まれる。
新しい画面選択ツールは、Google LensやスマートフォンのChromeにおける「Circle to search」機能と同様に動作する。ランチャーボタンを長押しするか、スクリーンショットツールを使用して画面上のものを選択すると、Googleが即座に検索を実行する。このツールではテキストを選択してカレンダーにイベントを素早く追加することも可能だ。
Quick Insertキーによる画像生成とライティングツール
昨年、Googleは一部のChromebook Plusモデルにショートカットを起動できる新しい「quick insert」キーを追加した。ユーザーは現在、このキーでGoogleのAI画像生成機能やAI駆動のライティングツールにアクセスできる。
一方、新しい「Simplify」機能では、AIを使用して選択したテキストの説明、簡素化、要約を行うことができる。
Google AI Proプラン1年間無料提供の詳細
Googleはまた、すべての新規Chromebook PlusユーザーにGoogle AI Proプランの1年間サブスクリプションを提供している。これにはGeminiアプリへのアクセス、動画編集ツールFlow、画像から動画作成ツールWhisk、Gmail・Docs・ChromeでのGemini、そして2TBのストレージが含まれる。AI Proプランは通常年間240ドル(約33,600円)だ。
Lenovo Chromebook Plus 14向け専用AI機能
これらの機能に加えて、GoogleはLenovoの新しいChromebook Plus 14向けに2つの専用AI機能を導入している。1つはAIを使用してタブやドキュメントの整理を推奨する機能、2つ目はGalleryアプリを使用してユーザーが画像を編集し、背景を削除したりステッカーを作成したりできる機能だ。
Lenovo新型Chromebook Plus 14のスペックと価格
Lenovoの新しいChromebookには、OLEDタッチスクリーンが搭載され、ARMベースのMediaTek Kompanio Ultraチップで動作する。12GBと16GBのRAMバリアントが用意されており、価格はそれぞれ649ドル(約90,860円)と749ドル(約104,860円)となっている。
引用元: TechCrunch
Google adds AI features to Chromebook Plus devices