Google AIモード、画像に関する複雑な質問機能を追加

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  • GoogleのAIモードで画像に関する複雑な質問が可能になった
  • Google Lensのマルチモーダル機能を活用した新機能
  • 実験機能「Labs」を通じて数百万人のユーザーにアクセスを拡大

GoogleがAIモードにマルチモーダル検索を導入

Googleは、複雑な多部構成の質問やフォローアップを可能にする検索実験「AIモード」にマルチモーダル検索機能を追加した。AIモードにアクセスできるユーザーは、アップロードした写真やカメラで撮影した画像について質問できるようになった。月曜日のブログ投稿でGoogleは、AIモードの新しい画像解析機能がGoogle Lensのマルチモーダル機能によって実現していると発表した。

Google Lensの高度な画像理解能力

Googleによると、AIモードは画像内の全体的な状況を理解し、物体間の関係性や素材、色、形状、配置などを認識できるという。「クエリファンアウト」と呼ばれる技術を使用し、AIモードは画像自体と画像内の物体について複数の質問を行い、従来のGoogle検索よりも詳細な情報を提供する。

実用的な活用例

例えば、本棚の写真を撮影し、「これらの本が好きなら、高評価の類似書籍は何か?」と質問すると、AIモードは各書籍を識別し、推奨書籍のリストと、それらについて詳しく知るためのリンクや購入リンクを提供する。AIモードでは、「手軽に読めるものを探している。これらの推薦の中で最も短いのはどれ?」といったフォローアップ質問も可能で、検索結果を絞り込むことができる。

AIモードの利用拡大

月曜日の発表の一環として、Googleは実験的な機能や製品のプラットフォームである「Labs」に登録している数百万人のユーザーにAIモードを提供すると述べた。これまでAIモードはGoogle One AI Premiumの加入者のみが利用可能だった。先月立ち上げられたAIモードは、PerplexityやOpenAIのChatGPT Searchのような人気サービスに対抗するものだ。Googleは、ユーザーエクスペリエンスの改善と機能の拡張を継続する計画であるとしている。

引用元:TechCrunch
Google’s AI Mode now lets users ask complex questions about images

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