- OpenAIとワシントン・ポストがコンテンツパートナーシップを発表
- ChatGPTの回答にワシントン・ポストのオリジナル記事の要約とリンクが含まれるように
- OpenAIはすでに20以上のニュースパブリッシャーと提携契約を締結
- ニューヨーク・タイムズはOpenAIを著作権侵害で提訴中
OpenAIとワシントン・ポストの戦略的提携
OpenAIとワシントン・ポストは、ChatGPTの回答にポストのオリジナル記事の要約とリンクを含める新たなコンテンツパートナーシップを発表した。これはOpenAIにとって最新のメディアパートナーシップとなり、AI大手はこれまでにThe GuardianやAxiosなど20以上のニュースパブリッシャーと契約を締結している。
両社の利益とChatGPTの5億ユーザー
ワシントン・ポストによると、現在5億人以上のユーザーを抱えるChatGPTの巨大な利用者層からメリットを得られるという。一方、プレスリリースによれば、OpenAIはポストの「タイムリーで信頼性の高い報道」に基づいた、質の高い回答を提供できるようになる。
契約の財務条件は非公開となっており、質問に対してワシントン・ポストは詳細を明かさなかった。OpenAIもコメント要請に対して即座に返答しなかった。
メディア業界での賛否両論
OpenAIは一部のニュースルームから歓迎されているが、すべてではない。例えば、ニューヨーク・タイムズはOpenAIが著作権で保護された同社のコンテンツを無断使用したとして提訴しており、これに対してOpenAIは否定している。
引用元:TechCrunch
ChatGPT’s responses will now include Washington Post articles