要点まとめ
- OpenAIがChatGPTの性格や特徴をカスタマイズできる新機能を発表
- ユーザーの職業や好みのニックネームなども設定可能に
- 欧州では現時点で利用不可。数週間以内にモバイルアプリとMacOS版にも対応予定
ChatGPTの新しいカスタマイズ機能
OpenAIは1月19日(金)、AIチャットボットChatGPTのカスタム設定メニューに新しいユーザーインターフェースを導入すると発表した。
We’ve updated custom instructions to make it easier to customize how ChatGPT responds to you.
With the new UI, you can tell ChatGPT the traits you want it to have, how you want it to talk to you, and any rules you want it to follow. pic.twitter.com/BaXaqAw5cE
— OpenAI (@OpenAI) January 17, 2025
参考:The power of personalized AI – OpenAI
新しいインターフェースでは、ユーザーが好みのニックネーム、職業、その他ChatGPTに知らせたい情報をオプション指定できる。さらに、ChatGPTに持たせたい「特徴」を選択することも可能となった。OpenAIは「おしゃべり」「励ましてくれる」「Z世代」といった特徴を提案している。
メモリー機能との違い
この新機能はChatGPTの「メモリー機能」とは異なるものである。メモリー機能は、ChatGPTに特定の情報を記憶または忘却させる機能だが、新機能はチャットボットの応答スタイルそのものをカスタマイズするものだ。新しいメニューには「より良い、よりパーソナライズされた応答を得るために自己紹介してください」というメッセージが表示される。
地域制限と機能の詳細
OpenAIの発表によると、この新機能は最初にChatGPT.comとWindows用デスクトップアプリで展開され、モバイルアプリとMacOS用デスクトップアプリには今後数週間以内に導入される予定だ。EU加盟国、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン、スイスのユーザーは、当面この新機能を利用することができない。なお、先週一部のユーザーから報告があった機能の一時的な表示と消失は、誤って先にリリースしていた可能性がある。
引用元:TechCrunch
ChatGPT’s newest feature lets users assign it traits like ‘chatty’ and ‘Gen Z’