- AnthropicのCEO、Claudeへの双方向音声モード機能の実装を発表。
- ユーザーとの過去の会話を記憶する新機能も追加予定。
- 需要急増により計算リソースが逼迫している状況を明かす。
- 新たに約2000億円の資金調達を検討中。
Claude、双方向音声モード実装へ
Anthropicのダリオ・アモデイ(Dario Amodei)氏は、ダボスで開催された世界経済フォーラムにおいて、同社のチャットボット「Claude」に双方向音声モード機能を実装する計画を明らかにした。また、ユーザーや過去の会話をより長く記憶できる機能の追加も予定している。
需要急増による計算リソースの逼迫
アモデイ氏は、「特に直近3ヶ月における需要の急増により、必要な計算能力の提供が追いつかない状況だ」と述べた。さらに、今後数ヶ月でより高度なAIモデルをリリースする予定であることも明らかにした。ウォールストリートジャーナルのインタビューでは「AIが2027年までに人間の知能を超える可能性がある」と述べた。
AnthropicはOpenAIとの競争において、極めて資本集約的な分野での開発を進めており、これまでに137億ドルの資金を調達しているものの、昨年は数十億ドルの損失を計上したとされる。現在、企業価値は600億ドルで今後も約20億ドルの追加資金調達を検討中だと報じられている。
引用元:TechCrunch
Anthropic plans to release a ‘two-way’ voice mode for Claude