- Amazonが一部のDEI(多様性・公平性・包括性)プログラムを縮小する動きを見せていることが明らかに
- Metaも金曜日に多様性への取り組み終了を発表し、テック業界全体でのDEI後退傾向が浮き彫りに
- 社内メモでは、現行イニシアチブの見直しの一環として「時代遅れのプログラムと資料」の段階的廃止を検討中と説明
- 企業ウェブサイトからDEI関連の記述を削除するなど、次期政権の姿勢を見据えた動きとの見方も
DEIプログラム見直しの内部通達
Bloombergの報道によると、Amazonが一部のDEI(多様性・公平性・包括性)プログラムを縮小する最新の企業となった。この動きはMetaが金曜日早くに多様性への取り組みを終了すると発表した後に明らかになった。従業員に送られた内部メモによると、同社は現在のイニシアチブの見直しの一環として、時代遅れのプログラムと資料を段階的に廃止することを検討しているという。
アプローチの転換
「個々のグループがプログラムを構築するのではなく、実証された成果を持つプログラムに焦点を当て、より真に包括的な文化を育むことを目指しています」と上級人事幹部のCandi Castleberry(キャンディ・キャッスルベリー)氏はメモに記している。
テック業界全体のDEI後退傾向
AmazonはMetaやMicrosoftなど、多様性、公平性、包括性に対する以前のコミットメントを覆し始めた企業に加わった。The Informationは金曜日、AmazonがDEIを軽視するように見える形で企業ウェブサイトを更新し、DEIに焦点を当てていると表明した2021年の投稿を削除したと報じた。この報道は、テック企業とその指導者たちが、Bloombergによると、DEIに敵対的な姿勢を取る可能性が高い次期大統領政権に備えている中で発表された。
引用元:TechCrunch
Amazon curbs some DEI programs