- OpenAIが専門AIエージェントに月額最大2万ドル(約280万円)の課金を計画
- 複数の専門エージェントを発表予定、価格帯は用途により2,000ドルから2万ドルまで
- 研究者向け高額エージェントやソフトウェア開発者向けエージェントなど様々な種類を準備
- 投資家SoftBankは今年だけでOpenAIのエージェント製品に30億ドル(約4,200億円)の支出を約束
OpenAIによる高額な専門AIエージェントの計画
The Informationの報道によると、OpenAIは専門AIエージェントに対して月額最大2万ドル(約280万円)の課金を計画しているという。
多様な用途に特化したエージェント製品
同メディアの報道では、OpenAIは販売リードの仕分けやランク付け、ソフトウェアエンジニアリングなど、異なる用途に合わせた複数の「エージェント」製品の発表を予定している。そのうちの一つ、「高収入知識労働者」向けエージェントは月額2,000ドル(約28万円)の価格設定になるとされる。また、ソフトウェア開発者向けエージェントは月額1万ドル(約140万円)とされている。
OpenAIの最も高額とされるエージェントは前述の月額2万ドルの価格帯で、「PhD(博士)レベルの研究」をサポートすることを目的としている。
発表時期と資金調達の状況
これらのエージェント製品がいつ発表されるか、あるいはどの顧客が購入資格を得るかは明らかになっていない。しかしThe Informationは、OpenAIの投資家であるSoftBankが今年だけでOpenAIのエージェント製品に30億ドル(約4,200億円)を費やすことを約束したと指摘している。
OpenAIはこの資金を必要としている。同社は昨年、サービスの運用関連コストやその他の費用により、約50億ドル(約7,000億円)の損失を計上した。
引用元:TechCrunch
OpenAI reportedly plans to charge up to $20,000 a month for specialized AI ‘agents’