- Amazonが仮想ショッピングアシスタントとしてのAlexaの可能性を追求、より自然な会話による食料品の注文を実現
- Amazon FreshおよびAmazonと提携する食料品パートナーで利用可能、Uber Eatsなどのフードデリバリーにも対応
- 「バナナブレッドに必要な材料」のようなリクエストを自然言語で理解し、買い物リストに変換
- アップグレードされたAlexa+は3月にリリース、月額19.99ドルだがPrimeメンバーは無料
Amazonが音声アシスタントでショッピング体験を刷新
Amazonは仮想ショッピングアシスタントとしてのAlexaの可能性を諦めていない。水曜日、同社は刷新されたAlexa体験である「Alexa+」が、より自然な会話とリクエストを使用して消費者が自宅から食料品の買い物をする手助けができるようになると発表した。
小売業者によると、この機能はAmazon FreshまたはAmazonと提携している他の食料品パートナーで利用可能とのこと。Uber Eatsなどのパートナーからのフードデリバリーも利用できる。
自然言語での買い物リスト作成機能
音声で必要な材料を単に列挙するだけでなく、Amazonは買い物リストの作成を手伝うAlexaとチャットする方法を紹介した。
例えば、同社はAlexaに「バナナブレッドに必要なすべてのもの」をスパイス以外で取得するよう依頼し、「Bob’s Red Mill(ボブズ・レッド・ミル)のパンケーキミックス」も調理したいと伝え、さらにシロップと卵も数個必要だと伝えるデモを行った。
Alexaはこれらの自然言語リクエストを理解し、食料品リストのアイテムに変換した。
さらに、Alexaは「1ガロンではなく2.5ガロンにして」と牛乳の量を変更するよう依頼された場合など、その場で数量を調整することもできた。
このアシスタントは、5歳の夕食ゲストのために何を調理するかについても、子供が好む傾向にあるパスタのオプションをいくつか提案することで、推奨することができた。
Alexa+の料金と提供開始時期
同社はこのタイプのショッピングを、一種の「意識の流れ」スタイルのチャットで声を使って買い物をすると表現した。
アップグレードされたAlexa+体験は、既存のAlexaデバイスへのアップグレードとして3月に提供開始される。サービスは月額19.99ドル(約3,000円)だが、すべてのPrimeメンバーには無料で提供される。
引用元:TechCrunch
Amazon Alexa+ can do your grocery shopping, too