- 米国防総省職員がDeepSeekを業務端末で使用、中国サーバーに接続
- DeepSeekのプライバシーポリシーでは中国法に基づくデータ管理を明記
- 国防総省がネットワークの一部でDeepSeekへのアクセスを遮断
- 米海軍は1月24日に全面的な使用禁止を決定
国防総省職員によるDeepSeek使用が発覚
Bloombergの報道によると、米国防総省の職員らが今週、中国のAIチャットボットDeepSeekを少なくとも2日間にわたり業務用コンピューターで使用していたことが明らかになった。DeepSeekのプライバシーポリシーでは、ユーザーデータを中国のサーバーに保存し、同国の諜報機関との協力を義務付ける中国法の下でデータを管理することを明示的に定めている。
セキュリティ対策の実施
これを受け、国防総省はネットワークの一部でDeepSeekへのアクセス遮断を開始した。ただし、Bloombergによると、一部の職員は依然としてサービスにアクセス可能な状態にあるという。
米国政府は、米国のApp StoreとPlay Storeの両方で首位に躍り出た中国製AIチャットボットへの関心の高まりがもたらす国家安全保障上の影響への対応に追われている。CNBCの報道によると、米海軍は1月24日、セキュリティ上および倫理上の懸念からDeepSeekへのアクセスを職員に禁止している。
引用元:TechCrunch
Pentagon scrambles to block DeepSeek after employees connect to Chinese servers