- OpenAIが11月4日からインドのユーザーにChatGPT Go有料プランを1年間無料提供
- 既存のChatGPT Go購読者も無料12カ月プランの対象に
- インドは米国に次ぐ第2位の市場、8月にNew Delhiオフィス開設
- ChatGPT Goは無料版の10倍の使用量、改善されたメモリ機能を提供
OpenAIがインドで1年間無料のChatGPT Goプロモーション開始
OpenAIは、トップ市場の1つでの拡大を目指して、11月4日から始まる限定プロモーション期間中にサインアップするインドのユーザーにChatGPT Goプランを1年間無料で提供している。
火曜日、OpenAIはプロモーションを発表したが、オファーがいつまで利用可能であるかは明記しなかった。同社によると、インドの既存のChatGPT Go購読者も無料の12カ月プランの対象となる。
月額5ドル(約735円)未満の価格のChatGPT Goは、8月にOpenAIの最も手頃な有料購読プランとしてインドでローンチした。このサービスは後にインドネシアに拡大し、今月初めにはアジア全域の16の追加国に拡大した。
インド市場の重要性と課題
7億人以上のスマートフォンユーザーと10億人以上のインターネット加入者を持つ世界で最も人口の多い国であるインドは、OpenAIにとって重要な市場だった。同社は8月にニューデリー オフィスを開設し、現在、プレゼンスを拡大するためにローカルチームを構築している。
今年初め、OpenAI CEO Sam Altman(サム・アルトマン)氏は、インドが米国に次いで同社の第2位の市場だと述べた。しかし、同国でChatGPTの有料プランから収益を上げることは困難であることが証明されている。当時のデータによると、このアプリは8月までの90日間で2,900万ダウンロード以上を記録したが、その期間中にアプリ内購入で生成されたのはわずか360万ドル(約5億2,920万円)だった。
ChatGPT Goの機能と今後の展開
ChatGPT Goは、応答の生成、画像の作成、ファイルのアップロードで無料バージョンの10倍の使用量を提供する。OpenAIによると、よりパーソナライズされた応答のための改善されたメモリも備えている。
「数カ月前にインドでChatGPT Goを最初にローンチして以来、ユーザーから見られた採用と創造性は刺激的だった」とChatGPTの副社長兼責任者Nick Turley(ニック・ターリー)氏は声明で述べた。「ユーザーがこれらのツールで構築し、学び、達成する素晴らしいことを見るのが楽しみだ」
引用元: TechCrunch「OpenAI offers free ChatGPT Go for one year to all users in India」
