- Googleが次世代フラッグシップスマートホームデバイス「Google Homeスピーカー」を発表、2026年春に99ドル(約1万5,000円)で発売
- Gemini AI搭載でバックグラウンドノイズ抑制・リバーブ・エコーキャンセレーション処理、ライトリングで視覚的フィードバック
- Porcelain、Hazel、Berry、Jadeの4色展開、360度オーディオとスピーカーグループ機能に対応
- 既存デバイスへのGemini機能提供を優先、早期アクセスでフィードバック収集後に新製品発売へ
Google、2026年春にGemini搭載Google Homeスピーカーを発表
水曜日、Googleは2026年春に発売される次世代フラッグシップスマートホームデバイス、AI搭載Google Homeスピーカーの早期プレビューを提供した。99ドル(約1万5,000円)の価格のこのデバイスは、同社のAIアシスタントGemini AIを中心に構築され、Porcelain、Hazel、Berry、Jadeの4色で提供される。
Anish Kattukaran氏が意図的な発売延期の理由を説明
やや遅れた発売時期は、Googleの側の意図的な選択であると、水曜日のイベントに先立つプレスブリーフィングでGoogle HomeとNestのチーフプロダクトオフィサーであるAnish Kattukaran(アニッシュ・カトゥカラン)氏は説明した。
同社はまず、新しいGemini機能が古いデバイスの他のGoogle Homeユーザーに届き、問題を解決する時間を与えることを確実にしたいと考えている。これらの既存顧客はGeminiを早期アクセスで試し、フィードバックを提供し、バグを報告できると彼は述べている。
「既存ユーザーのために機能する必要がある」と強調
「それは既存のユーザーのために機能しなければならない。私たちはあなたが望まない限り、新しいものを買うことを強制したくない」とKattukaran(カトゥカラン)氏は述べた。「ちなみに、私たちはあなたが望むかもしれないと思うが、あなたはその必要はない」と彼は付け加えた。
Gemini AI処理能力とノイズキャンセレーション機能を搭載
Gemini用に構築されているということは、新しいスピーカーがGemini AIを処理できるプロセッサーを搭載することを意味し、バックグラウンドノイズ抑制、リバーブ(エコー効果)、エコーキャンセレーションなどのことも処理する。そのため、Gemini Liveと話していて、部屋の遠くにいる他の誰かが話し始めても、スピーカーは(理論的には)混乱しない。
ライトリングでGeminiの状態を視覚的にフィードバック
新しいデバイスには、その下にライトリングもあり、Geminiが聞いている、考えている、推論している、またはGemini Liveモードで応答しているなど、Geminiが何をしているかについて、よりexpressiveな視覚的フィードバックを提供する。(Gemini LiveにはGoogle Home Premiumサブスクリプションが必要になる。)
360度オーディオとGoogle TV Streamerとのサラウンドサウンド対応
スピーカー機能に関して、Google Homeデバイスは360度オーディオと、以前と同様にGoogle Homeアプリでスピーカーグループ(複数のスピーカーが同時にオーディオを再生するコレクション)にデバイスを追加する機能を提供する。ユーザーは、ユーザーが長い間要求してきたサラウンドサウンドスタイルのセットアップのために、2つのGoogle HomeスピーカーをGoogle TV Streamer(GoogleのTV用ストリーミングデバイス)とペアリングできるようになる。
3Dニット素材で環境配慮、生地廃棄物を削減
デバイスは、生地廃棄物を削減し、より環境に優しいとされる3Dニット素材で覆われている。
2026年春に20カ国で発売、日本も対象地域に
Googleは2026年春に米国、カナダ、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ベルギー、スイス、オーストリア、日本、オーストラリア、ニュージーランドで新しいデバイスを発売する計画である。
引用元: TechCrunch Google teases its new Gemini-powered Google Home speaker, coming in spring 2026
https://techcrunch.com/2025/10/01/google-teases-its-new-gemini-powered-google-home-speaker-coming-in-spring-2026/