GoogleのAI Mode、日本語・韓国語・ヒンディー語など5つの新言語に対応

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  • GoogleのAI Mode検索体験が日本語・韓国語・ヒンディー語など5言語に拡大
  • 6か月以上英語限定だった機能が世界のユーザーに開放
  • カスタマイズされたGemini 2.5を活用、マルチモーダルと推論機能を搭載
  • 月額249.99ドル(約37,500円)のUltra契約者向けエージェント機能も米国で展開中

GoogleのAI Mode検索体験が5つの新言語に対応

Googleは、6か月以上英語に限定されていたAI駆動検索体験「AI Mode」を5つの新言語に拡大し、世界中の追加ユーザーへのアクセスを開放した。

月曜日、GoogleはAI Modeがヒンディー語、インドネシア語、日本語、韓国語、ブラジルポルトガル語をサポートすると発表した。このアップデートは、米国で最初にローンチし、その後英国とインドに拡大した後、先月のAI駆動体験の180の新市場への英語展開に続くものである。

Hema Budaraju氏による展開の意義説明

「この拡大により、より多くの人々が好みの言語で複雑な質問をし、ウェブをより深く探索するためにAI Modeを使用できるようになる」とGoogle検索のプロダクトマネジメント担当副社長Hema Budaraju(ヘマ・ブダラジュ)氏はブログ投稿で述べた。

AI ModeとPerplexity・ChatGPT Searchとの競争

3月にGoogle One AIプレミアム契約者への実験として最初に展開されたAI Modeは、PerplexityとOpenAIのChatGPT Searchを含むAI検索プラットフォームに対するGoogleの回答である。この機能は、マルチモーダルと推論機能を特徴とするGemini 2.5のカスタマイズバージョンを活用している。

エージェント機能の導入と今後の計画

8月、GoogleはAI Modeにエージェント機能を導入し、レストラン予約の検索を可能にした。将来的にはローカルサービスの予約とイベントチケット予約のサポートが計画されている。これらのアップデートは現在、米国のGoogle AI Ultra契約者に限定されており、LabsでAgentic capabilities in AI Mode実験を通じて利用可能だ。Ultraティアは月額249.99ドル(約37,500円)となっている。

AI Modeのアクセス方法とデフォルト化への動き

これまでのところ、GoogleのAI Modeは検索結果ページの専用タブと検索バーのボタンを通じてアクセス可能だ。Google DeepMindのグループプロダクトマネージャーLogan Kilpatrick(ローガン・キルパトリック)氏が先週Xのユーザー投稿に返答したことで示されたように、同社はこのAI主導の検索体験を「近い将来」デフォルトにすることに向けて取り組んでいるようだ。

AI機能による検索クリック数への影響と議論

AI ModeとAI Overviewsを含むGoogleの最近のAIアップデートは、検索クリックに影響を与えるとして批判されている。しかし、GoogleはAI検索機能がウェブサイトのトラフィックを殺しているという主張を先月否定した。

引用元: TechCrunch Google’s AI Mode adds 5 new languages including Hindi, Japanese, and Korean
https://techcrunch.com/2025/09/08/googles-ai-mode-adds-5-new-languages-including-hindi-japanese-and-korean/

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