xAI、負債と株式で100億ドル調達 AI開発とデータセンター拡張へ

xAI

  • xAIが総額100億ドルを負債と株式の組み合わせで調達
  • 負債は50億ドル、別途戦略的株式で50億ドル調達
  • 資金はAIプラットフォーム「Grok」や大規模データセンター建設に使用
  • 累計調達額は約170億ドルに達した

Morgan Stanleyが調達を発表

Elon Musk氏(イーロン・マスク)が設立したAI企業、xAIが、Morgan Stanleyの発表により100億ドルの資金調達を実施したことが明らかになった。調達は、50億ドルの負債と、戦略的な株式取引による50億ドルで構成されている。

調達手段と資本コストの最適化

Morgan Stanleyによれば、負債と株式を組み合わせたことで、資本コストを削減しつつ、より多くの資金源へのアクセスが可能になったという。得られた資金は、xAIのAI技術開発、世界最大級のデータセンター構築、そして同社の主力プラットフォームである「Grok」の強化に活用される。

2024年12月の60億ドル調達に続く

今回の資金調達は、2024年12月に実施された60億ドルの資金調達に続くものである。当時はAndreessen Horowitz、Blackrock、Fidelity、Lightspeed、MGX、Morgan Stanley、OIA、QIA、Sequoia Capital、Valor Equity Partners、Vy Capital、Nvidia、AMD、Kingdom Holdingsなどが参加していた。

累計調達額は170億ドルに到達

今回の100億ドルを含め、xAIがこれまでに調達した資本は約170億ドル(約2兆7200億円)に達した。AI業界で競合するOpenAIやAnthropicなどと肩を並べる存在として、今後の展開が注目される。

引用元:
TechCrunch – xAI raises $10B in debt and equity

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