- GPT-4oモデルを活用した新画像生成機能が無料ユーザーにも解放
- 無料ユーザーは1日3枚の画像生成制限の可能性
- スタジオジブリ風画像の生成で著作権問題に懸念の声
- ChatGPTの週間アクティブユーザーが5億人に到達
OpenAIが画像生成ツールを一般公開
OpenAIのGPT-4oモデルを活用した新しい画像生成ツールが、全ユーザーに提供開始されたことをCEOのサム・アルトマン(Sam Altman)氏がXへの投稿で発表した。この機能はこれまでChatGPTの有料ユーザーのみが利用可能だった。
無料プランのユーザーが生成できる画像数は明確にされていないが、アルトマン氏は先週、1日3枚の制限を言及していた。
it’s super fun seeing people love images in chatgpt.
but our GPUs are melting.
we are going to temporarily introduce some rate limits while we work on making it more efficient. hopefully won’t be long!
chatgpt free tier will get 3 generations per day soon.
— Sam Altman (@sama) March 27, 2025
爆発的人気とGPUの過負荷
OpenAIの画像生成ツールは発表後すぐに人気を博し、アルトマン氏によれば需要が非常に高く、同社のGPUが「溶けている」状態だという。このツールはすぐに日本のアニメーション会社スタジオジブリのスタイルに写真を変換する用途でも注目を集め、そのスタイルの類似性から、著作権や同社が使用するトレーニングデータに関する懸念が浮上した。
偽レシート生成など不適切利用も
一部のユーザーはレストランの請求書など偽のレシートを生成するためにこれを使用した。OpenAIの広報担当者は、これらの画像にはすべてChatGPTによって生成されたことを示すメタデータがあり、画像が同社のガイドラインに違反している場合は「対策を講じる」と述べている。
資金調達と利用者数の急増
一方、OpenAIは月曜日に、ソフトバンクが主導する400億ドル(約6兆円)の資金調達を3,000億ドル(約45兆円)の評価額で実施したと発表した。同社はまた、ChatGPTの週間アクティブユーザー数が5億人、月間アクティブユーザー数が7億人に達したことも明らかにした。
引用元:TechCrunch
OpenAI’s new image generator is now available to all users