- ChatGPTの新画像生成ツールの人気が予想外の需要を引き起こし、製品リリースに遅延が発生
- サービスの安定化に向けOpenAIスタッフが週末も深夜まで対応
- 月曜日の1時間でChatGPTに100万の新規ユーザーが追加されたと発表
- 現在のChatGPTの週間利用者数は5億人、有料会員は2,000万人に達した
画像生成機能の爆発的人気でリリース計画に影響
月曜日のX(旧Twitter)への一連の投稿で、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン(Sam Altman)氏は、同社の新しい画像生成ツールのChatGPTでの人気が、具体的な製品リリース遅延を引き起こすと述べた。
「状況を管理下に置きつつありますが、処理能力の課題に対応する間は、OpenAIからの新リリースが遅延したり、機能が故障したり、サービスが時々遅くなったりすることを予想してください」とアルトマン氏は書いている。「物事を本当に円滑に進めるために可能な限り迅速に取り組んでいます」。
working as fast we can to really get stuff humming; if anyone has GPU capacity in 100k chunks we can get asap please call!
— Sam Altman (@sama) April 1, 2025
スタジオジブリ風画像生成が話題に
OpenAIの新しい画像生成機能は、スタジオジブリの手描きアニメーションのようなスタイルを再現する印象的な能力によって、大きな注目と議論を巻き起こしながら登場した。週末にアルトマン氏はXへの投稿で、同社が「立ち上げ以来、需要に追いつくことができていない」と述べ、スタッフが「サービスを維持するために」深夜まで働き、週末も通して作業したことを明かした。
can yall please chill on generating images this is insane our team needs sleep
— Sam Altman (@sama) March 30, 2025
急増するChatGPTユーザー数
アルトマン氏は投稿で、月曜日の1時間だけでChatGPTに100万人の新規ユーザーが追加されたと主張した。ChatGPTの週間利用者数は現在5億人、有料会員は2,000万人に達し、2024年末の3億人のユーザーと1,550万人の会員から増加している。
処理能力の問題を緩和するため、OpenAIは無料ChatGPTユーザー向けの画像生成ツールのリリースを遅らせ、同社の生成AIメディアツールスイートであるSoraの新規ユーザー向けに動画生成機能を一時的に無効にした。
引用元:TechCrunch
Sam Altman says that OpenAI’s capacity issues will cause product delays